既報通り、Samsung Electronics(以下、Samsung)は4日(現地時間)、同社が展開する「Galaxy」ブランドにおける新商品として高性能なフラッグシップタブレット「Galaxy Tab S11」および「Galaxy Tab S11 Ultra」を発表しました。合わせてSamsungの日本法人であるサムスン電子ジャパンは4日、Galaxy Tab S11やGalaxy Tab S11 Ultraを日本市場にて2025年9月19日(金)に発売するとお知らせしています。
日本ではともに携帯電話ネットワークに対応しないWi-Fi版となる「Galaxy Tab S11(型番:SM-X730)」および「Galaxy Tab S11 Ultra(型番:SM-X930)」が販売され、販売拠点は同社の公式Webサイト内になる公式Webストア「Samsungオンラインショップ」( https://www.samsung.com/jp/offer/ )や「Samsung公式ストア楽天市場店」( https://www.rakuten.co.jp/samsungonline/ )のほか、Galaxyブランド最大級の旗艦店/ショールーム「Galaxy Harajuku」(東京・原宿)や体験スペース「Galaxy Studio Osaka」(大阪・なんば)、Amazon.co.jp、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダデンキ、ジョーシン、エディオンなどの量販店のECサイトとなります。
また発売に先立って9月4日(木)18:30から順次予約受付が実施され、販売されるモデルは内蔵メモリー(RAM)および内蔵ストレージの違いによって複数あり、価格(金額はすべて税込)はオープンながら希望小売価格およびSamsungオンラインショップでの価格はGalaxy Tab S11 SM-X730の12GB RAM+128GBストレージモデルが129,030円、12GB RAM+256GBストレージモデルが138,820円、12GB RAM+512GBストレージモデルが158,180円、Galaxy Tab S11 Ultra SM-X930の12GB RAM+256GBストレージモデルが193,600円、12GB RAM+512GBストレージモデルが212,960円、16GB RAM+1TBストレージモデルが261,470円です。
さらにサムスン電子ジャパンではGalaxy Tab S11シリーズの発売を記念して「新製品発売キャンペーン!」を実施し、Samsung オンラインショップではGalaxy Tab S11 SM-X730およびGalaxy Tab S11 Ultraを購入した場合にもれなく「純正スリムキーボードカラー」が無料でもらえるほか、その他の販売拠点でもSamsung オンラインショップで使える純正スリムキーボードカバーが無料でもらえる「純正キーボードカバー引き換えクーポン」がプレゼントされます。今回はそんなGalaxy Tab S11シリーズのうちのベースモデルとなるGalaxy Tab S11 SM-X730をサムスン電子ジャパンにお借りしたので、外観を中心に基本機能やベンチマークなどを紹介したいと思います。
SamsungではGalaxyブランドにおいてAndroidを搭載したフラッグシップタブレットとして「Galaxy Tab S」シリーズを展開しており、日本でも昨年に「Galaxy Tab S10+」や「Galaxy Tab S10 Ultra」、一昨年に「Galaxy Tab S9」や「Galaxy Tab S9+」、「Galaxy Tab S9 Ultra」などを発売してきました。一方、Galaxy Tab SシリーズではGalaxy Tab S9シリーズやGalaxy Tab S8シリーズではベースモデルに加え、プラスモデル、ウルトラモデルの3モデル展開でした。
そうした中で昨年のGalaxy Tab S10シリーズにはベースモデルのGalaxy Tab S10が海外を含めてラインナップされませんでしたが、今回、新たに2年ぶりにGalaxy Tab S11シリーズにはベースモデルのGalaxy Tab S11が発売されることになりました。Galaxy Tab S11は2023年に発売されたGalaxy Tab S9と同様に最大120Hzリフレッシュレートに対応したアスペクト比16:10の約11インチWQXGA(2560×1600ドット)Dynamic AMOLED 2X(有機EL)ディスプレイ(約203ppi)を搭載しています。
ただし、画面の変更点としては明るさがGalaxy Tab S9では最大(HBM)600nit(ピーク750nits)でしたが、Galaxy Tab S11では最大(HBM)1000nit(ピーク1600nits)に向上しました。一方で最上位機のGalaxy Tab S11 Ultraが採用している反射防止処理は行われておらず、逆にGalaxy Tab S11 Ultraにあるノッチ(切り欠き)はありません。またGalaxy Tab S9と比べてかなりスリムでコンパクト、かつ軽くなっており、画面の周りの縁(ベゼル)はGalaxy Tab S9では8.1mmでしたが、Galaxy Tab S11では7.8mmとなりました。
これにより、より没入感の高い映像体験が実現されています。さらにGalaxy Tab S9では厚みが5.9mm、質量が498gでしたが、Galaxy Tab S11では厚みが5.5mm、質量が482gとなり、実際に持ってみると、その薄さと軽さが実感でき、11インチサイズというのを忘れてしまいそうな大きさや重さとなっています。また引き続いて防水・防塵(IP68準拠)に対応しており、背面や側面はアーマーアルミニウム素材を用いており、アンテナスリットとアンテナ金属フレームの最小化によってより一体感のある外観となっており、本体色は洗練されたプレミアムなグレーの1色のみとなっています。
性能面ではGalaxy Tab S11シリーズではチップセット(SoC)がGalaxy Tab S9シリーズまでのQualcomm製のハイエンド向け「Snapdragon 8」シリーズに変わり、Galaxy Tab S10シリーズのMediaTek製「Dimensity 9300+」に続き、MediaTek製「Dimensity 9400+(型番:MT6991)」となり、CPUはオクタコア「3.73GHz Arm Cortex-X925×1+3.30GHz Arm Cortex-X4×3+2.40GHz Arm Cortex-A720×4」、GPUは「Immortalis-G925」で、ベンチマークアプリ「Geekbench」ではCPUのシングルコアが2675、マルチコアが8039といったスコアになっているほか、手元のGalaxy Tab S11でベンチマークアプリ「AnTuTu Benchmark」を試した結果は総合スコアが平均して220万を超えていました。
主な仕様は8400mAhバッテリーおよびUSB Type-C端子(USB 2.0)、急速充電(最大45W)、microSDXCカードスロット(最大2TB)、画面内指紋認証、顔認証、AKGによってチューニングされたクアッドステレオスピーカー、Dolby Atmos、Wi-Fi 6Eに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4および5、6GHz)の無線LAN、Bluetooth 5.4、約1300万画素CMOS/広角レンズのリアカメラ、約1200万画素CMOS/超広角レンズのフロントカメラ、加速度センサー、近接センサー、ジャイロセンサー、電子コンパスなど。NFCやFMラジオ、3.5mmイヤホンマイク端子は非対応。
| 機種 | Galaxy Tab S11 |
Galaxy Tab S9 |
Galaxy Tab S11 Ultra |
Galaxy Tab S10 Ultra |
| 大きさ | 165.3×253.8×5.5mm | 165.8×254.3×5.9mm | 208.5×326.3×5.1mm | 208.6×326.4×5.4mm |
| 重さ | 482g | 498g | 692g | 7128g |
| 本体色 | Gray | Graphite | Gray | Gray |
| 素材 | アーマーアルミニウム | |||
| 画面 | 11インチDynamic AMOLED 2X 2560×1600ドット 120Hz |
14.6インチDynamic AMOLED 2X 2960×1848ドット 120Hz 反射防止 |
||
| 輝度 | 1000nit (ピーク1600nits) |
600nit (ピーク750nits) |
1000nit (ピーク1600nits) |
650nit (ピーク930nits) |
| SoC | Dimensity 9400+ | Snapdragon 8 Gen 2 | Dimensity 9400+ | Dimensity 9300+ |
| 内蔵メモリー+ 内蔵ストレージ |
12GB+128GB 12GB+256GB 12GB+512GB |
8GB+128GB 8GB+256GB |
12GB+256GB 12GB+512GB 16GB+1TB |
12GB+256GB 12GB+512GB 16GB+1TB |
| 外部ストレージ | microSDXC(最大2TB) | |||
| バッテリー容量 | 8400mAh | 8400mAh | 11600mAh | 11400mAh |
| 急速充電 | ◯(最大45W) | |||
| 無線LAN | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 7 | ||
| 背面カメラ | 1300万画素CMOS/広角レンズ | 1300万画素CMOS/超広角レンズ+800万画素CMOS/超広角レンズ | ||
| 前面カメラ | 1200万画素CMOS/超広角レンズ | 1200万画素CMOS/広角レンズ+1200万画素CMOS/超広角レンズ | ||
| スピーカー | クアッドステレオ | |||
| 防水・防塵 | ◯(IP68) | |||
| 生体認証 | ◯(顔、画面内指紋) | |||
| Sペン | Bluetooth非対応 | Bluetooth対応 | Bluetooth非対応 | Bluetooth対応 |

Galaxy Tab S11の上下左右側面。上には音量上下キーやサイドキー(電源・ロック)、マイク×2、microSDカードスロット、アンテナスリット、下にはケースなどを止める凹みとアンテナスリット、左にはUSB Type-C端子と外部スピーカー×2、アンテナスリット、右にはマイクと外部スピーカー×2、アンテナスリットがレイアウトされています
OSはAndroid 16ベースの独自ユーザーインターフェース「One UI 8」がプリインストールされており、独自のAI機能「Galaxy AI」に対応しており、特にGalaxy Tabシリーズでは初の「ライブ通訳」や「オフライン翻訳」のほか、Samsung Notesアプリにおける「AIスケッチ」や「翻訳」、「自動フォーマット・カバー・要約」、文字起こしアシストにおける「書き起こし」や「翻訳」、「要約」、ウェブアシストにおける「翻訳」や「要約」に対応しています。またAndroid 16で標準導入されたデスクトップモードによる新しい「DeXモード」に対応しており、パソコンのようなウィンドウ操作が可能となっており、複数のワークスペースが利用でき、さらに外部モニターによる拡張時にはタブレットの画面とモニターの間でもドラッグ&ドロップができたりするようになっています。

便利な機能とSペンの設定画面。SペンはBluetooth非対応の六角形のデザインになり、さまざまな位置で持ちやすく安定したグリップ感に。なお、既存のBluetooth対応のSペンもBluetoothを持ちた機能以外のペン入力などでは利用可能

バッテリー情報と認証情報。日本における認証(いわゆる「技適」)の番号は電波法に基づく工事設計認証(R)が「005-103705」、電気通信事業法に基づく技術基準適合認定(T)が「P25-003005」

Samsung NotesアプリでSペンを使ってみたところ。今回の貸出機にはSペンが付属していなかったため、手持ちのBluetooth対応のものを利用。なお、付属の六角形デザインのSペンは鋳型の絵ペン先となっており、傾斜角度が15%向上してよりスムーズな描き心地になっているとのこと
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